聖パウロ女子修道会 協力者会 −ともに福音を宣教するために−

主の降誕、馬小屋のイエスに学ぶ

聖パウロ女子修道会
管区長 三嶋邇子

東京・乃木坂の聖堂  12月を迎えると師走のあわただしさが迫ってきます。教会は主の降誕を迎える待降節に入ります。
 創立者ヤコブ・アルベリオーネ神父は待降節にあたって次のことばを述べています。「今日から待降節が始まる。イエスはそのご降誕の日に、人々のための学び舎を開かれた。それは、真理の学び舎、聖性と愛の学校である。わたしたちはこの学び舎で学ぶ必要を痛感しなければならない。とくに、この季節には、わたしたちは自分が無知であり、たくさんの欠点をもっており、悪と情欲と罪に傾いたものであることを認めなければならない。そして悔い改める心をもたなければならない」。

 24日の聖夜には、クリスマスを教会で迎えようと年に一度教会を訪れる人々がたくさんいます。泊まる宿がなく、馬小屋の飼い葉桶に眠る幼子イエスの誕生に人々は何を感じるのでしょうか? 遠藤周作氏は、クリスマスの夜について「人々はそこに、神聖な何か清らかなものを感じ、無垢で清純なものへの憧れを感じるのです」という意味のことを書いています。

 世界においても、日本の社会においても、価値観が混乱した暗いニュースが多い現代の世に、今年も神の御子が受肉してくださるように祈りましょう。そして、創立者が述べているように、とくに神の御子がわたしたちの心と知恵に来てくださるように。これこそわたしたち一人ひとりにとっての救いです。イエスの学び舎に入ることによって、わたしたちをイエスに似たもの、神の姿に似たものとしてくださるように祈りましょう。