聖パウロ女子修道会 協力者会 −ともに福音を宣教するために−

シスターテクラ・メルロの信頼と忠実


シスターテクラ・メルロ

 2月5日は本会初代総長シスターテクラ・メルロの命日を記念します。
 シスターテクラの神への信頼と忠実さを思うとき、2015年の「奉献生活年」にあたって、教皇フランシスコが「創立者や初期の時代の姉妹たちの足跡をたどりながら、彼らがその時代を超えてどのようにカリスマを生きてきたか、困難に立ち向かい乗り越えてきたかを思い起こすことによって、わたしたちの召命と使命をもう一度奮い立たせるように」と勧めておられたことばを思い起こします。

 第一次世界大戦が始まろうとしているときに始まった修道会創立の困難な時期に、ヤコブ・アルベリオーネ神父の招きに「はい」と答えたテクラの返事は、軍服を縫うだけのときも、最初に入会を志した三人のうち一人は去り、一人は病で亡くなったときも変わりませんでした。

それはテクラがアルベリオーネ神父をとおして働かれる神の業を見ていたからであり、「すべてをなさるのは神です、わたしたちは人間的な見方を取り除けば十分です」とのことばを実際に生きていたからだと思います。

 パウロ家族の五つの修道会創設にあたって、シスターテクラが遭遇した困難は、現実には全く無理だと思うときも創立者への「はい」を貫きました。それは彼女のことば「主は、あなたが求めるものではなく、信じているものをくださいます」を生きたからなのです。