「わたしには敵はいない。憎しみもない」

人生の鍵 Paradiso


聖体の前で

 11月。一日は諸聖人祭、二日は死者の日、最終主日は王であるキリストの祭日。典礼は全宇宙、全世界、全歴史を見るように招きます。

 パウロ家族創立者福者アルベリオーネ神父は、典礼の一年365日毎日のために短い黙想という本を1948年に出しています。そこで終末の黙想に多くの日数を使っています。その各論をまとめて、「永遠」という章が結びとなっています。

 『キリストがあなたがたのうちに形造られるまで』という創立者が霊的歩みを提示している著書には、「人生の鍵」として「Paradiso」(天国)ということばを書いてくださっています。

 創立者がパウロ家族の修道院を訪問しながら、何かうまくいっていないところで、「Paradisoの感性が薄れている」と言っておられました。彼の口から出る「何かを決めるとき、Paradisoのためになるか」「いずれ自分のお棺のそばに置かれる燭台の光で見て選んだか」といったことばを、生存中の創立者のそばにいた兄弟姉妹は忘れていません。それがいかに創立者の魂の底から響いていたかを、魂の底で聞いたからです。