聖パウロ女子修道会 協力者会 −ともに福音を宣教するために−

聖体訪問(聖体礼拝)2−どのように

聖体

 聖体訪問は、生活全体と使徒職全体に対して指針をはっきりさせ、影響をおよぼす祈りの場です。
 聖体訪問の中でこそ、他のあらゆる祈りの場の実りを集め、熟させることができます。聖体訪問は、イエス・キリスト全体を生きるためのすぐれた方法です。また、キリスト者として思春期を経てキリストにおいて大人になっていくすぐれた方法です。
 聖体訪問は「キリストがまことにわたしのうちに生きておられる」というまでに、キリストにおいてわたしたちが変容するための秘訣です。イエスと御父との、またイエスと人類とのかかわりを感じ取ることです。
 聖体訪問は堅忍の保証です。

 まことの聖体訪問は、日常的なことにまで精神を行きわたらせ、あらゆる時間、働き、考え、人間関係に影響をおよぼします。
 聖体訪問は霊性を形づくりますが、それは生活の中で生きられ、伝えられていくものです。
 聖体訪問はまた、祈りの精神を形づくります。祈りの精神が磨かれていくなら、あらゆる働きが祈りに変えられるのです。

 聖体訪問はいろいろな方法で行われます。ここでは、特に「道・真理・いのちである師イエス・キリスト」に対する信心の実践を勧めます。
 聖体訪問は、ほぼ同じ時間に分けられた三部からなります。
第一部 真理であるイエスを讃え、霊的知識と信仰を増すことを目的とし、特に聖書の奉読が  勧められます。
第二部 道であるイエスをあがめ、徳の実行にあたっての助けを得ることを目的とします。意識の糾明をしながら、イエスの生き方と自分の生活を比べてみます。
第三部 いのちであるイエスをあがめ、わたしたちの霊的働き、あるいは特別な必要に合わせて恵みを願い求めます。

                          『パウロ家族の祈り』より

 創立者は言っています。

聖体訪問は、まず、種々の祈りを唱えることではありません。まさに「訪問」なのです。大切な人、たとえば母親に会いに行くようなことです。ですから、挨拶を交わしたり、近況を話したり、贈り物を交わしたり、約束を交わしたりします。聖体訪問は、イエス・キリストの中にわたしたちのいのちをしっかりとうち建てることが目的です。つまり、イエスの中に生き、イエスのために生き、イエスとともに生きるようになることです。
訪問にあたっては、人類を代表して聖櫃のもとに来ていると考えなさい。ですから、すべての人の心をあなた方の心に集め、その人たちの必要を神に申し上げ、神が弱い人には力を、暗闇にいる人には光を与えてくださるように。人びとが罪から遠ざかり、イエスが罪人の抵抗に打ち勝たれますように。神に身をささげている人びとに聖化と熱誠のたまものが与えられますように。
聖櫃のもとに人類の代表であるということ、これがあなた方にイエスが託された役務です。

 聖体訪問は、わたしたちのうちに使徒の魂を養っていきます。