聖パウロ女子修道会 協力者会 −ともに福音を宣教するために−

創立100周年に向けて 「協力者会のルーツを知る」1

聖パウロ修道会 澤田豊成神父

アルバの母院

 今年の10月から、第二バチカン公会議が始まってから50周年を祝う「信仰年」が始まります。
 わたしは第二バチカン公会議が終わった年に生まれましたので、50に少々満たないと思ってください。東京に生まれ、中学のときからパウロ会の志願者として入会し、長い養成期間を経て、ようやく司祭になったのが1996年のことです。

 さて、わたしたちは、2014年のパウロ家族創立100周年に向けて3年間の歩みをしているわけですが、8月20日の聖パウロ修道会の創立記念日を基準にしていますので、今は、2011年8月20日から2012年8月20日までの第1年ということになります。

 たいへん大ざっぱに言いますと、1年目、2年目、3年目は、それぞれ、過去に目を向ける、現在に目を向ける、未来に目を向けるという形で成り立っています。
 と言いましても、わたしたちはこの歩みの中で、パウロ家族を、人間の、すばらしい人たちの歩み、働きの歴史として見つめるわけではありません。常に視点として置かれているものは、第一に、パウロ家族が神の業であるということです。

 この、パウロ家族という神秘を、どのように見つめていきましょうかという視点から、まずは過去、すなわち、いかに神が、パウロ家族というすばらしい神秘をおこしてくださったのか、育ててくださったのかを見つめていくというものです。

 具体的には、過去を振り返るということなのですが、当然、神の業として見つめますので、観想するという表現が用いられます。
 要するに、例えば、みなさんがご聖体を見て驚き、感謝、賛美の気持ちにあふれてくるといったのと同じように、パウロ家族を見つめたときに、どれほど神がすばらしいことをなさってくださったか、それを、あっけにとられながら、ひざまずきながら神をたたえて見つめましょう、ということです。(つづく)