聖パウロ女子修道会 協力者会 −ともに福音を宣教するために−

創立100周年に向けて 「協力者会のルーツを知る」2

聖パウロ修道会 澤田豊成神父

創立者ヤコブ・アルべリオーネ神父

 創立100周年を迎える準備の二年目は、現在を見つめること、と言っても、正確には1971年から現在までです。
 1971年がどんな年かご存知ですか? 創立者ヤコブ・アルべリオーネ神父が亡くなった年です。1971年を境に、パウロ家族の創立者に導かれた歩みが終わりを告げ、今度は、その後継者たちによって引き継がれていきます。

 けれども、果たしてその後の歩み、今に至る歩みは、創立者をとおして神がお示しになったご計画、神の救いの業にしっかりと適ったものになっているのだろうか。み心に沿った形でわたしたちは成長し続けているのだろうか。
 それを見つめたうえで、そうでなかった部分も素直に認め、ゆるしを願いましょう、同時に、ほんとうに神の働きにふさわしいものとしてこの豊かな神秘を生きていきましょう、という視点です。ですので、パウロ家族を生きるべきすばらしい神の業、救いの歴史として見つめましょう、ということです。

 三年目は、未来に目を向けていくわけです。
 わたしたちが100周年を境に、再び新たな力に満たされ、霊に満たされて歩み出していくことができるように、ちょうど2000年に全教会が大聖年をとおして、また、そのあとに教皇ヨハネ・パウロ二世がルカ福音の5章「沖にこぎ出しなさい」ということばでもって、第三の千年紀へと教会をつき動かしたように、わたしたちも将来に向かって、このすばらしい神の神秘を活かしていかなければならないのです。

 では、どうすればいいのだろうか。
 原点に立ち返り、創立者をとおしてパウロ家族に神が与えてくださった指針をとおして、つまり、司牧、司祭職、使徒職ということば ―これらのことばにはパウロ家族独自の視点が込められています― をしっかりと学んだうえで、今、全教会の中にあって、社会の中にあって、パウロ家族として何ができるのかを、しっかり見つめていきましょう、という歩みを行っていくわけです。(つづく)