聖パウロ女子修道会 協力者会 −ともに福音を宣教するために−



信仰年をどう生きるか −先入観、偏見を捨て−T(東京協力者会での講話)

聖パウロ修道会 赤波江謙一神父

イエス・キリスト

 今日は、この聖パウロ女子修道会の協力者会に、新しい五名の方が入会されます。
 この協力者会の主体は聖パウロ女子修道会であって、協力者の方々は、ご自分たちのできる方法で聖パウロ女子修道会の使徒職、霊性に参加・協力するというのがこの協力者のありかたです。一方的に協力するだけでなく、協力者会が定めている種々の恩典にあずかることができます。
 もっとも、恩典目的の入会ということはないと思いますが、あくまでも、宣教に協力することが本来の目的です。究極的には一人ひとりが福音宣教に従事するということです。

 今日(1月5日)のミサの福音(ヨハネ 1.43〜51)の中に、協力についての大切なメッセージがあります。フィリッポとナタナエルとイエスという三つのアングル、三者のかかわりの中に、一つのテーマがあります。

 聖パウロ女子修道会会員もその協力者も、すべて救いのみわざへの協力者です。聖パウロ女子修道会に協力する以前に、主イエスの福音宣教に対して協力するという認識を持つことが何よりも大切です。宣教の主は常にキリストであることを忘れてはなりません。

 前回のこの集いのミサでは、イエスが町や村を巡って宣教しておられたとき、婦人たちが自分たちの持ち物を出し合って、イエスとその一行に奉仕していたという記事(ルカ 8.1〜3)を引用しました。

 今でも主はわたしたちに先立って宣教しておられます。その宣教の主がどこに行かれるのか、何をしておられるのか、わたしたちにはわかりません。これから何をなさるのですかと問いたくなるような行動をなさいます。

 わたしたちの、「主よ、何をしておられるのですか。どこへ行かれるのですか」という質問に対してイエスは「来なさい。そうすればわかる」(ヨハネ 1.39)と答えられるでしょう。 (続く)