聖パウロ女子修道会 協力者会 −ともに福音を宣教するために−



聖パウロと創立者

聖パウロ女子修道会 シスターベルナルダ・カダヴィ

パウロの生涯(3)

聖パウロ

 すべての文化すべての人のためにすべてとなった、というように、あらゆる人に神の愛と福音を告げ、さまざまな歩みをしていく中で、パウロは、すべてがキリストにふさわしいということを見いだしていきます。

 そこで彼は、自分の使命は、生涯をかけて自分のいのちの中にキリストを現存させることであると理解しました。ですから彼は、自分のいのちのすべてを、キリストのように死にいたるまでささげていきます。愛の奉献、いのちの奉献を通して、自らをイエス・キリストと完全に一つに感じるまでにささげていったのです。

 パウロは新約における最初の著作者でもありました。彼は共同体を助け支えるため、さまざまな問題を解決するため、信仰を強めるために手紙を書きました。自分が共同体に留まることができなかったので、手紙でもって彼らの信仰を強めようとしたのです。

 このようにして、パウロは歴史を通して今に至るまで、すべての時代のすべての人にキリストを告げ知らせてきました。特にわたしたちは、彼の手紙を通してキリストとの絆を感じています。教会の中の偉大な聖人たち、神秘家たち、使徒たちはすべて、この偉大な使徒パウロの手紙から霊感を受けて、導かれていました。

 長い期間を経て、もう一人の偉大な使徒、すなわちヤコブ・アルベリオーネがこの世に生まれます。次回は、アルベリオーネ神父についてお話ししたいと思います。